ハミルトン・ノーウッド分類 (脱毛の段階と種類の情報チャート(男性))
エビデンス(証拠)
当サイトはAGA(男性型脱毛症)クリニックなどで、医師が薄毛の患者さんを診察する際に従う『男性型脱毛症診療ガイドライン』や、毛髪診断士®認定講習会を運営している公益社団法人日本毛髪科学協会が講習会で使用している新ヘア・サイエンス[第2版](毛髪診断士認定講習会テキスト)などの資料や体験談をもとに、AGAでのよくある疑問について回答しています。
当サイトでオススメしているAGA治療の成分は、【フィナステリド】【デュタステリド】【ミノキシジル】になります。
注意事項:当サイトは男性向けであり女性には適しません
- 当サイトで、お伝えする内容は個人の感想や体験談を含んでおり、効果・効能を保証するものではありません。効果や使用感には個人差があります。
- 当サイトで、お伝えする内容は、AGA(男性型脱毛症)の方へ向けた内容であり、FAGA(女性男性型脱毛症)には適さず悪影響を及ぼす恐れがある為、女性の方は、絶対に参考にしてはいけません。(理由として、治療薬の成分フィナステリドは、妊娠した場合に男性胎児に対して深刻な先天奇形をきたす恐れがある為、妊娠中の女性や妊娠可能な年齢の女性はフィナステリドに触れる事も避けなければいけないからです)
- 女性におすすめのクリニックはAGAスキンクリニック レディース院です。
AGA 薄毛に関するQ&A FAQ
薄毛の人は全員が男性型脱毛症(AGA)なの?
薄毛の人が全員AGAではなく、【男性型脱毛症】【びまん性脱毛症】【円形脱毛症】【炎症性脱毛症】など、薄毛と言っても色々な種類がありますが、薄毛で悩んでいる男性の大半はAGA(男性型脱毛症)です。
AGAってなに?
思春期以降に始まり徐々に進行する男性型脱毛症の事で
- 生え際が薄くなる(М字型)
- 頭頂部が薄くなる(О字型)
- 生え際と頭頂部が同時に薄くなる or つながった状態 (U字型)
といった症状が大半ですが、
- 頭頂部を中心とした全体が薄くなる
- おでこの生え際がМ字ではなくU字(真ん中から薄くなる)
といったケースもあるようです。
以下の図は、ハミルトン・ノーウッド分類という薄毛パターンの分類方法をまとめた物です。
もし、ご自身での判断が難しいと感じる場合は、AGAの専門医に相談してください。
AGAの原因は?
AGA(男性型脱毛症)の原因は、脱毛ホルモンです。脱毛ホルモンが薄毛を進行させていきます。
脱毛ホルモンができるメカニズム
- テストステロンが体内で発生
- テストステロンと、5αリダクターゼという酵素が結びつく
- ジヒドロテストステロン(DHT)という脱毛ホルモン(悪玉ホルモン)に変化する
- 脱毛ホルモンが髪の毛の成長期を短縮させてしまう(細く短くなる)
- 薄毛につながっていく
対策:脱毛ホルモンが体内で作られて薄毛が進行する為、脱毛ホルモンの機能を抑える事(フィナステリドやデュタステリドの摂取)で、薄毛の進行を抑えます。髪の毛の成長力を高める成分は、ミノキシジルになります。
抜け毛が起きるから薄毛になる訳ではない
新しい毛が生えてこないから薄毛になるのではなく、毛根が縮小していき、見えないくらいの細くて短い毛になってしまい、生えてきてない様に見えてしまいます。ですが、実は以前と同じくらい、髪は生えているのです。
つまり、AGA治療というのは、死んだ毛根を復活させたり抜け毛を防いだりするのではなく、細くて短い毛を太くて長い毛にしていく、という事になります。
AGA男性型脱毛症に有効な成分は?
脱毛ホルモンの機能を抑える成分、【フィナステリド】 2005年12月 日本で認可
脱毛ホルモンの機能を抑える成分、【デュタステリド】 2016年販売開始
髪の毛の成長力を高める成分、【ミノキシジル】
この三つの成分は、『男性型脱毛症診療ガイドライン』に記載されている成分になります。
薄毛が改善されたら治療を辞めていい?
髪の成長力を高める成分【ミノキシジル】は、薄毛が改善された段階で辞めても大丈夫です。
脱毛ホルモンの機能を抑える成分、フィナステリドは治療を辞めると、薄毛に戻ってしまう為、【フィナステリド】or【デュタステリド】は飲み続けなければなりません。
以上により、長期間治療を続ける事になる為、フィナステリドやデュタステリドはなるべく低コストの方が続けやすいかと思います。
安心の大手クリニックでしっかり治療して、万が一金銭的な面で続ける事が厳しくなってきてしまった場合の対応策として、費用が抑えられる別の治療方法を解説しているサイトがありましたので、リンクを貼っておきます。参考にしてみてください。
フィナステリドが薄毛治療に使用されている理由
薄毛の原因は悪玉ホルモンなのですが、悪玉ホルモンのジヒドロテストステロンは、男性ホルモンのテストステロンと酵素が結びついて、薄毛になっていきます。
なぜフィナステリドが薄毛治療に効果があるのかというと、テストステロンとフィナステリドの分子構造がそっくりで、本来はテストステロンと酵素が結びついて悪玉ホルモンになるところを、フィナステリドが酵素と結合することで、薄毛の原因となる悪玉ホルモンがつくられない為、フィナステリドが薄毛治療に使用されているという事になります。結合したフィナステリドと酵素はそのまま体外に排出されるので、特に問題はありません。